この記事でわかること
京都市で以前施工した玄関アプローチ階段の塗装補修工事について、施工前の状態から、エパポテ補修、カチオンタイト、コーキング、ペーパー処理、下塗り・中塗り・上塗り、完成までの流れを写真付きでご紹介します。専門用語も、一般のお客様に分かりやすいように解説しています。
こんにちは。ペイントホームズ京都店です。
今回は、京都市で以前施工した玄関アプローチ階段の塗装補修工事をご紹介します。
玄関まわりは、ご家族が毎日通る場所であり、来客時にも最初に目に入りやすい場所です。外壁や屋根ほど大きな面積ではありませんが、床面の汚れや塗膜の剥がれが目立つと、住まい全体の印象にも影響することがあります。
今回の現場では、玄関アプローチ階段の塗膜が傷んでいる部分を確認し、下地から整えながら塗装補修を行いました。
塗装工事というと、「塗料を塗る作業」が中心に見えるかもしれません。しかし実際には、塗る前の下地処理がとても大切です。下地を整えずに塗装してしまうと、仕上がりにムラが出たり、早い段階で剥がれが起きたりすることがあります。
今回は、施工の流れが分かりやすいように、施工前から完成までの工程を順番にまとめました。
京都市で玄関アプローチ階段の塗装補修を行いました
こちらが施工前の玄関アプローチ階段です。
床面には汚れや塗膜の傷みが見られ、部分的に表面が荒れている箇所も確認できました。
玄関階段は雨水や砂ぼこり、人の歩行による摩耗を受けやすい場所です。外壁と違い、床面は人が直接歩くため、塗装面に負担がかかりやすい特徴があります。
そのため、玄関アプローチ階段の塗装では、ただ上から塗るのではなく、傷んだ部分を補修し、塗料が密着しやすい状態に整えてから仕上げることが大切です。
▽ 施工前の玄関アプローチ階段
◎ 玄関階段の塗装で大切なこと
玄関階段は毎日歩く場所なので、見た目だけでなく、下地の状態や塗膜の密着性を確認しながら施工することが大切です。塗膜の剥がれや浮きがある場合は、そのまま塗り重ねるのではなく、傷んだ部分を整えてから塗装を進めます。
1. エパポテで欠けや凹凸を補修します
まず、傷みがある部分や凹凸が気になる部分を、エパポテで補修していきます。
エパポテとは、欠けた部分やへこんだ部分を埋めるために使う補修材です。身近な言い方をすると、塗装前に床面の段差や傷みを整えるための材料です。
塗装は、下地の形をそのまま拾いやすい工事です。表面に凹凸が残ったままだと、仕上がりにも影響することがあります。
そのため、最初の段階で傷みのある部分を補修し、次の下地調整へ進みやすい状態に整えていきます。
▽ エパポテで傷みのある部分を補修している様子
エパポテの役割
エパポテは、欠けや凹凸を整えるための補修材です。玄関階段のような床面では、下地の段差や傷みを整えてから塗装することで、仕上がりがきれいになりやすくなります。
2. カチオンタイトで塗装面の下地を整えます
エパポテで補修した後は、カチオンタイトを使って下地を整えていきます。
カチオンタイトと聞くと少し専門的に感じるかもしれませんが、簡単にいうと、塗装する面を整え、次に塗る材料が密着しやすい状態にするための下地調整材です。
床面にそのまま仕上げ塗料を塗るのではなく、下地の状態を整えてから塗装することで、仕上がりや密着性を高めやすくなります。
▽ カチオンタイトを塗布している様子
▽ 細部まで下地を整えていきます
◎ カチオンタイトは何のために使う?
カチオンタイトは、下地を整えて密着しやすい状態にするための材料です。塗装する面の状態に合わせてこうした下地調整を行うことで、その後の塗装工程へ進みやすくなります。
▽ カチオンタイト施工後の状態
3. 取り合い部分をコーキングで処理します
カチオンタイトで下地を整えた後、階段の取り合い部分にコーキング処理を行いました。
取り合い部分とは、床面と立ち上がり、壁際、段差の端部など、部材同士が接している部分のことです。
コーキングとは、すき間を埋めるための材料です。外壁の目地や窓まわりで使われることが多いですが、玄関階段まわりでも、すき間や端部の処理に使うことがあります。
すき間をそのままにしてしまうと、そこから水や汚れが入りやすくなる場合があります。施工箇所の状態に合わせて、必要な部分を処理していきます。
▽ 階段まわりのコーキング処理
細かなすき間も確認します
玄関階段は雨水が当たりやすく、人の出入りも多い場所です。端部や取り合い部分の状態を確認し、必要な箇所を処理してから塗装工程へ進めます。
4. ペーパーで表面をならして下塗りに備えます
次に、ペーパーを使って表面を整えます。
ペーパー処理は、塗装面の細かなざらつきや凹凸をならし、次に塗る下塗り材がのりやすい状態にするための作業です。
見た目には地味な工程ですが、玄関階段のように表面の仕上がりが目に入りやすい場所では、とても大切な作業です。
下地補修やコーキングの後に表面を確認し、必要な部分を整えてから下塗りへ進みます。
▽ ペーパーで表面を整えている様子
◎ ペーパー処理の役割
ペーパー処理は、塗装前に表面をなめらかに整える作業です。塗料をきれいに重ねるためには、こうした細かな下地づくりが欠かせません。
5. バンノウプライマーエポで下塗りを行います
下地処理が終わったら、下塗りに進みます。
今回の工程では、バンノウプライマーエポを使用しています。プライマーとは、仕上げ塗料をしっかり密着させるための下塗り材です。
下塗りは、仕上げの色を見せるための工程ではありません。上から塗る塗料が密着しやすいように、土台をつくる役割があります。
玄関階段のように歩行や雨水の影響を受けやすい場所では、下塗りでしっかり土台を整えることが大切です。
▽ バンノウプライマーエポで下塗りを行っている様子
下塗りは仕上げを支える土台です
下塗りは完成後には見えにくい工程ですが、仕上げ塗料の密着を助ける大切な作業です。下地処理と下塗りを丁寧に行うことで、その後の中塗り・上塗りへ進みやすくなります。
6. 中塗りで塗膜に厚みをつけていきます
下塗り後は、中塗りを行います。
中塗りは、仕上げ塗料を重ねる工程のひとつです。塗膜に厚みをつけ、仕上がりの色や質感を整えていきます。
一度塗っただけでは、十分な厚みや均一な仕上がりになりにくい場合があります。そのため、下塗りの後に中塗り、さらに上塗りを重ねて仕上げていきます。
▽ 中塗り作業の様子
7. 上塗りで表面をきれいに仕上げます
中塗りの後は、上塗りを行います。
上塗りは、仕上がりの見た目に大きく関わる工程です。表面を整えながら塗料を重ねることで、玄関アプローチ階段全体をきれいに仕上げていきます。
床面や階段部分は、光の当たり方によってムラが見えやすい場所でもあります。塗り残しがないよう確認しながら作業を進めます。
▽ 上塗り作業の様子
◎ 中塗り・上塗りで仕上げる理由
塗装は一度塗って終わりではなく、必要な工程を重ねることで仕上がりを整えていきます。中塗りで塗膜に厚みをつけ、上塗りで表面を仕上げることで、見た目の美しさにもつながります。
8. 玄関アプローチ階段の塗装補修が完了しました
エパポテ補修、カチオンタイト、コーキング、ペーパー処理、下塗り、中塗り、上塗りまで進み、玄関アプローチ階段の塗装補修が完了しました。
施工前は床面の傷みや汚れが目立っていましたが、補修と塗装を行うことで、玄関まわりが明るく清潔感のある印象になりました。
玄関は、住まいの印象を左右しやすい場所です。外壁や屋根だけでなく、玄関まわりの階段や床面も整えることで、建物全体の見え方が変わります。
▽ 施工完了後の玄関アプローチ階段
▽ 別角度から見た完成後の様子
◎ 玄関まわりの部分塗装もご相談いただけます
外壁全体の塗装だけでなく、玄関階段、床面、付帯部など、住まいの状態に合わせた部分的な補修や塗装も確認できます。施工できる範囲は状態によって異なるため、まずは現地で確認することが大切です。
玄関階段の塗膜剥がれを放置しない方がよい理由
玄関階段やアプローチ床の塗膜が剥がれている場合、見た目だけの問題と思われることがあります。
しかし、塗膜が剥がれている部分は、水分や汚れが入りやすくなっている可能性があります。状態によっては、床面の劣化が進んだり、さらに剥がれが広がったりすることもあります。
もちろん、すべての剥がれがすぐに大きな問題になるわけではありません。ただ、毎日使う玄関まわりだからこそ、気になる症状が出ている場合は早めに状態を確認しておくと安心です。
| 気になる症状 | 確認したいこと |
|---|---|
| 塗膜の剥がれ | 剥がれが広がっていないか、下地が傷んでいないか確認します。 |
| 床面のひび割れ | 補修で対応できるか、広範囲の処理が必要か確認します。 |
| すき間や取り合いの傷み | コーキングなどで処理が必要か確認します。 |
| 表面のざらつきや汚れ | 下地処理や洗浄で整えられるか確認します。 |
京都市で外壁塗装・部分塗装をご検討中の方へ
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今回のような玄関アプローチ階段の補修や塗装は、建物全体の印象を整えるうえでも大切な工事です。
「玄関まわりの塗膜が剥がれてきた」「床面の汚れや傷みが気になる」「外壁塗装と一緒に玄関まわりも見てほしい」という方は、早めに状態を確認しておくと安心です。
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よくあるご質問
A. 状態や施工範囲によりますが、玄関まわりや階段などの部分的な塗装についてもご相談いただけます。現地で状態を確認したうえで、施工できる内容をご説明します。
A. 必ずすべての現場で使うわけではありません。床面の傷み、凹凸、密着状態などを確認し、必要に応じて下地処理材や補修材を選びます。
A. 剥がれの範囲や下地の状態によります。小さな剥がれでも、放置すると広がる場合がありますので、気になる症状がある場合は一度確認しておくと安心です。
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